入局案内

入局案内

RECRUITMENT GUIDE

入局案内(専攻医・後期研修医の先生へ)

まずは見学へ。雰囲気を見てから決めてください

血液内科の仕事は、疾患そのものの難しさだけでなく、治療の選択肢が多く、患者さんの生活や気持ちにも深く関わる診療です。だからこそ私たちは、「まず見て、話して、納得してから」入局を検討していただきたいと考えています。

見学は短時間でも歓迎です。病棟・外来・化学療法室・カンファレンスの様子を実際に見て、気になることは遠慮なく聞いてください。

見学・医局説明の相談

日程は先生方のご都合に合わせて調整します。病棟・外来・化学療法室・カンファレンスの見学を組み合わせてご案内します。

専攻医制度の募集情報

内科専門研修(専攻医)制度の募集要項・応募方法は、病院公式の案内をご確認ください。

血液内科で学べること

「診断」から「治療」「支える医療」まで、総合力が身につきます

血液疾患は、検査値や画像だけで決まらないことが多く、丁寧に情報を拾いながら診断を組み立てます。一方で治療は、化学療法・分子標的薬・支持療法・感染症管理など、幅広い知識と判断が必要です。

当科では、症例を通じて “血液内科医としての土台” をしっかり作り、その上で各自の興味に応じて専門性を伸ばしていけるようにサポートします。

がん薬物療法を、現場で「安全に」「体系的に」学べる

血液腫瘍だけでなく、がん薬物療法に必要な考え方(レジメン、支持療法、副作用対応、安全管理)を、日々の診療の中で実践的に身につけられます。

「なんとなく経験する」ではなく、根拠を押さえながら、段階的にできることを増やしていきます。

無菌管理・移植医療など、入院診療の“芯”を経験できる

感染症リスクの高い患者さんを守るための無菌管理や、輸血・抗菌薬・支持療法など、入院診療の重要な要素を深く学べます。

重症例の判断に自信が持てるよう、上級医が伴走して意思決定を支えます。

多職種チームで「支える力」が伸びる

血液内科は、医師だけで完結しない診療です。薬剤師、看護師、検査部、栄養、リハビリなど、多職種との連携が日常です。

チームの中で、自分の役割を理解して動ける力は、どの領域に進んでも強みになります。

研修のイメージ(入局後の過ごし方)

“いきなり一人で全部”にはしません。段階を踏んで任せます

入局直後から完璧を求めることはありません。まずは病棟で患者さんを受け持ち、基本的な診断・治療の流れを掴むところから始めます。

できることが増えるにつれて、外来や化学療法管理、より難しい症例へとステップアップします。

病棟回診のイメージ

例: 入局〜1年目

  • 病棟中心(受け持ち → プレゼン → 方針決定のプロセスを学ぶ)
  • 輸血・感染症・支持療法の基礎を固める
  • 週次の症例検討・抄読会で「考え方」を積み上げる

例: 2年目以降

  • 受け持ち患者が増える
  • 化学療法導入・レジメンの理解と安全管理を深める
  • 興味に応じて、移植・特定疾患・研究の比重を調整

※内科専門研修(専攻医)制度の枠組み・応募方法は、病院の公式案内に沿ってご案内します。

キャリアパスとそれを支える体制

入局後は、初期研修から専門医取得、その先のスタッフ・指導医まで、段階ごとに役割と学びを広げていけます。

それぞれの時期に必要な経験を積みやすいように、指導医の伴走、症例経験の設計、資格取得後の継続的な成長支援まで、一貫した体制を整えています。

Step 1

Junior Resident

初期研修医

まずは幅広い臨床経験を土台に、血液内科に必要な診療姿勢と基礎を身につけます。

Step 2

Senior Resident

修練医

指導医の伴走のもとで担当症例を積み重ね、専門性を意識した実践力を高めます。

Step 3

Specialist

専門医取得

計画的な症例経験と学習機会を通じて、各種専門資格の取得を目指します。

Step 4

Staff / Instructor

スタッフ・指導医

診療の中核を担いながら、後進の教育や研究にも関わる立場へと進みます。

取得を目指せる資格

専門医取得のフェーズでは、次の資格を見据えながら、必要な経験を計画的に積み上げていきます。

  • 血液専門医
  • がん薬物療法専門医
  • 内科専門医
  • がん治療認定医
  • 日本造血・免疫細胞療法学会移植認定医

指導医による伴走

段階に応じて相談しやすい環境を整え、日々の診療から専門医取得まで継続して支えます。

  • 症例ごとのフィードバック
  • カンファレンスを通じた学びの定着

資格取得を見据えた経験設計

必要な症例や手技を偏りなく経験できるよう、ローテーションや担当の組み方を工夫しています。

  • 専門医取得に必要な症例経験
  • 移植や薬物療法を含む幅広い診療機会

スタッフ以降も成長を継続

専門医取得後も、診療だけでなく教育や研究に関わりながら、次の役割へ進める体制です。

  • 後輩指導への段階的な参加
  • 学会発表・研究活動の継続支援

日常の教育(カンファレンス・学びの場)

“忙しいからこそ学べる”を、仕組みで支えます

診療が忙しいほど、学びが置き去りになりがちです。そこで当科では、日々の診療を教育につなげるために、カンファレンスを「負担」ではなく「助け」になる形で運用しています。

カンファレンスの様子

症例カンファレンス

診断・治療方針の組み立てを一緒に確認します。

抄読会

新しい知見を“臨床で使える形”に落とし込みます。

レジメン・安全管理の共有

副作用対応・支持療法の標準化を継続的に行います。

学会発表・研究について

やりたい気持ちがあれば、最初の一歩から一緒に進めます

「研究はまだ自信がない」「発表はハードルが高い」そんな状態からでも大丈夫です。

まずは症例報告や小さな臨床疑問から始めて、指導医がテーマ設定、構成、スライド作りまで一緒に整理します。学会発表や論文投稿を通じて、臨床の見え方が一段深くなります。

研究資料を確認する様子

こんな先生に来てほしい

強い“情熱”より、誠実さと伸びしろを大切にしています

血液内科に向いているのは、派手な手技が好きな人だけではありません。むしろ、患者さんの変化を丁寧に追える人、チームで相談しながら前に進める人が強いです。

  • わからないことを「わからない」と言える
  • 患者さんの背景まで含めて考えたい
  • 治療の安全性や支持療法に興味がある
  • チーム医療の中で力を発揮したい

よくある質問(FAQ)

Q血液内科が未経験でも大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。基本から段階的に学べるように、受け持ちの組み方や相談の導線を整えています。最初は「病棟の基本」を一緒に固めましょう。

Q当直やオンコールが不安です

不安があるのは自然です。最初は上級医と連携しながら進めます。無理なく慣れていけるように調整しますので、見学の際に率直にご相談ください。

Q移植医療にはどの程度関われますか?

興味や経験に応じて段階的に関わります。まずは感染症管理・支持療法など“土台”を固め、その上で移植周辺の診療に広げていきます。

Q将来の進路(血液専門・腫瘍・研究など)はいつ決めるべき?

最初から決め切る必要はありません。日々の診療や発表を通じて「自分の得意・好き」が見えてきます。面談しながら、一緒に整理していきます。

見学・医局説明について

まずは「見て」「話して」ください。短時間でも歓迎です

見学は、専攻医の先生のタイミングに合わせて調整します。病棟・外来・化学療法室・カンファレンスの見学に加えて、医局での相談の時間も確保します。

見学の流れ(例)

1

病棟回診

雰囲気とチームの動きを確認します。

2

カンファレンス

意思決定のプロセスを見学します。

3

外来・化学療法室

レジメン運用と安全管理を確認します。

4

面談

研修の進め方、希望、疑問点を相談します。

お問い合わせ

見学・医局説明のご希望は、以下のフォームよりご連絡ください。

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